三重県尾鷲市で毎年2月に行われる「尾鷲ヤーヤ祭り」は、長い歴史を持つ尾鷲神社の例大祭で、勇壮な祭事が今も受け継がれていることで知られています。
夜の町に響き渡る「チョウサじゃ!チョウサじゃ!」の掛け声、白装束の男衆による激しい練り、そして最終日の大名行列や大弓の儀など、ほかではなかなか見られない独特の雰囲気が魅力です。
この記事では、尾鷲ヤーヤ祭り2026について、
- 開催日程と基本情報
- 見どころ
- 気になる屋台の出店状況
- アクセス・駐車場
- 混雑の傾向
を、初めて訪れる方にも分かりやすくまとめました。
観光で訪れる予定の方は、ぜひ参考にしてください。
尾鷲ヤーヤ祭り2026の開催概要
まずは、2026年(令和8年)の基本情報を整理しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 祭り名称 | 尾鷲ヤーヤ祭り(尾鷲神社例大祭) |
| 開催日程 | 2026年2月1日(日)~2月5日(木) |
| 開催場所 | 尾鷲神社および尾鷲市旧市街地一帯 |
| 主な行事 | 御扉開き、由緒祭、在廻り、ヤーヤの練り、大名行列、大弓の儀、御獅子出御、祷渡の儀 |
| 文化財指定 | 三重県指定無形民俗文化財 |
| 公式サイト | 尾鷲観光物産協会 |
※天候により行事時間の変更や順延(最終日は翌日順延)の場合があります。
尾鷲ヤーヤ祭り2026の見どころ
尾鷲ヤーヤ祭りの魅力は、何といっても戦国時代の武の精神を今に伝える迫力ある祭事にあります。
ヤーヤの練り(2日~4日の夜)
尾鷲ヤーヤ祭り最大の見せ場が、2月2日から4日の夜に行われる「ヤーヤの練り」です。
午後7時30分頃から、各祷屋前を中心に、白装束の男衆(ヤーヤ衆)が「チョウサじゃ!チョウサじゃ!」と掛け声を上げながら激しく練り合います。
提灯の明かりに照らされた夜の町で繰り広げられる姿は、非常に迫力があります。
この練りは、尾鷲神社の主祭神・武速須佐之男命の武神としての力を表す神事とされ、観光客だけでなく地元の人々にとっても重要な行事です。
大名行列と道中手踊り(5日昼)
最終日の昼には、子どもたちが主役となる華やかな大名行列が行われます。
一番祷・二番祷を中心に、槍持ちや鉄砲隊などに扮した行列が町を練り歩く様子は、まるで江戸時代に戻ったかのような雰囲気。
沿道からの見学もしやすく、写真撮影にもおすすめの場面です。
また、祷務町以外の町も参加する「道中手踊り」では、民謡から現代的な音楽まで、さまざまな曲に合わせた踊りが奉納され、祭りに華やかさを添えます。
大弓の儀・御獅子出御(5日夕方~夜)
夕方からは、五穀豊穣や大漁満足を祈願する大弓の儀が行われます。
14mほど先の的に向かって放たれる弓は、格式ある神事として知られています。
夜には、尾鷲神社の神宝である獅子頭が出御する「御獅子」の神事が行われ、町の吉凶を占いながら、5日間にわたる祭りはクライマックスを迎えます。
2/6㈫ヤーヤ祭り最終日🏮
— 尾鷲市 公式 (@OwaseC) February 7, 2024
4年ぶりの大名行列や道中手踊りに多くの見物客が集まり、まちなかが賑わいを見せました。
夜には弓射(ゆみゆい)、お獅子の出御、祷渡しの儀式をが行われ、雨の中休みを挟み6日間にわたったヤーヤ祭りが幕を閉じました✨
↓下に弓射の動画あります🏹#mie #owase #尾鷲市 pic.twitter.com/bx9jajygGd
尾鷲ヤーヤ祭り2026の屋台出店情報
お祭りといえば、屋台グルメを楽しみにしている方も多いですよね。
ただし、尾鷲ヤーヤ祭りでは、公式に多数の屋台が並ぶ大規模な露店エリアは設けられていません。
観光案内などでも、屋台の出店について明確な案内はされていないのが実情です。
一方で、年によっては最終日を中心に、神社周辺や市街地で軽食や飲み物を販売する小規模な出店が見られることもあります。
ただし、毎年必ず出店されるとは限らないため、屋台目的での来訪には注意が必要です。
その代わり、尾鷲市内には地元の飲食店や居酒屋が多く、祭り期間中は特に賑わいます。
新鮮な魚介料理や干物、さんま寿司など、尾鷲ならではのグルメを楽しむのもおすすめですよ。
ヤーヤ祭り賑やかし〜❄️尾鷲で雪❄️チラついてます〜さっぶ😇サムイけどヨーヨー🪀してます〜ウチの唐揚げもあるよ😊✨
— (つねぽん) (@Azdaizuhonpo) February 5, 2025
お待ちしております〜
こすけさん会えるかな😊❄️#尾鷲 #ヤーヤ祭り https://t.co/kCLUBGT4Hk pic.twitter.com/iLEZndh5Si
尾鷲ヤーヤ祭り2026のアクセス
初めて訪れる方でも迷わないように、公共交通機関と車それぞれのアクセス方法を整理しておきましょう。
電車でのアクセス
- JR紀勢本線「尾鷲駅」下車
- 尾鷲駅から尾鷲神社周辺までは徒歩約10~15分
祭りの主な会場は駅から近いため、公共交通機関での来訪が便利です。
車でのアクセス
- 紀勢自動車道「尾鷲北IC」または「尾鷲南IC」から市街地へ
- ICから尾鷲神社周辺まで約5~10分
※祭り期間中は市街地で交通規制が実施されるため、事前に規制情報の確認が必須です。
尾鷲ヤーヤ祭り2026の駐車場
尾鷲ヤーヤ祭りでは、祭り専用の大規模な臨時駐車場は設けられていません。
そのため、車で訪れる場合は、
- 尾鷲市内の公共駐車場
- 民間の時間貸し駐車場
を利用する形になります。路上駐車や無断駐車は厳しく禁止されているため、必ず指定の駐車場を利用しましょう。
特に2月5日の昼間は混雑しやすいため、JR尾鷲駅周辺に駐車して徒歩移動するか、公共交通機関の利用がおすすめです。
周辺で事前予約できる駐車場が見つかる可能性もあるため、念のため駐車場予約サービスを確認しておくのも選択肢の一つです。
尾鷲ヤーヤ祭り2026の混雑状況
混雑しやすい時間帯は以下の通りです。
- 2月2日~4日 夜(19:30頃~):ヤーヤの練り
- 2月5日 昼~夕方:大名行列・道中手踊り
夜の練りは見物客が集中し、旧市街地の通りでは身動きが取りづらくなることもあります。
防寒対策をしっかり行い、時間に余裕をもって行動しましょう。
一方、1日の由緒祭や5日の夜の神事は、比較的落ち着いて見学できる傾向があります。
夜の見学は冷え込みやすいため、防寒具などを事前に準備しておくと当日かなり楽になります。
尾鷲ヤーヤ祭りの歴史
ヤーヤ祭りは尾鷲神社の例大祭で、その名称は、武士が戦場で名乗りを上げる「ヤーヤー我こそは…」に由来すると伝えられています。
起源は鎌倉時代まで遡るとされ、戦国時代には地元の武士たちが武運長久を祈願したことが始まりといわれています。
江戸時代初期には、現在につながる祭礼の形がほぼ整いました。
現在も、氏子や若衆を中心とした伝統的な祭礼運営の仕組みが受け継がれており、長い歴史を感じられる貴重な祭りとして高く評価されています。
祭り終了後は帰路が混み合うこともあるため、会場周辺や尾鷲駅近くの宿泊施設を事前にチェックしておくと安心です。
楽天トラベルで周辺ホテルを見てみるのも一つの方法です。
まとめ
尾鷲ヤーヤ祭り2026は、
- 2026年2月1日~5日の5日間開催
- ヤーヤの練りや大名行列など、迫力ある神事が見どころ
- 屋台は少なめで、町歩きと地元グルメが中心
- 駐車場・交通規制には注意が必要
といった特徴を持つ、歴史ある祭りです。
派手な屋台祭りとは違い、尾鷲の町と人々が作り上げる独特の空気を体感できるのが、この祭りの魅力。
2026年の冬、ぜひ現地で尾鷲ヤーヤ祭りの熱気を味わってみてください。

