京都市伏見区にある御香宮神社で、毎年10月に開催される「御香宮神幸祭」。
2025年は10月4日(土)から12日(日)までの9日間にわたり行われます。
伏見最大の秋祭りで「伏見祭」「花傘まつり」とも呼ばれるこの行事は、洛南随一の大祭として知られ、華やかな行列や勇壮な神輿巡行、そして多彩な奉納行事が楽しめます。
本記事では、屋台出店の情報や見どころ、駐車場や交通規制についても詳しく解説します。
御香宮神社神幸祭2025の開催概要
御香宮神社神幸祭2025の開催概要は以下のとおりです。
- 開催期間:2025年10月4日(土)~10月12日(日)
- 開催場所:御香宮神社および氏子区域一帯(京都市伏見区御香宮門前町174)
- 主な行事:花傘総参宮(10/4・10/11)、神輿巡行(10/12)、武者行列、稚児行列、獅子若行列、奉納芸能
- 御朱印:神幸祭限定御朱印を授与(期間中8:00~21:00、無くなり次第終了)
- 露店出店:期間中は百数十軒の露店が並ぶ予定
- アクセス:京阪本線「伏見桃山駅」徒歩すぐ、近鉄京都線「桃山御陵前駅」徒歩すぐ
- 公式サイト:御香宮神社 神幸祭ページ
御香宮神社神幸祭2025の見どころ
神幸祭は、伏見の氏子たちが心を一つにして盛り上げる大規模な行事です。
- 花傘総参宮(10/4・10/11)
色鮮やかな花傘が掛け声とともに参拝し、宵宮を華やかに彩ります。 - 神輿巡行(10/12)
最終日は早朝の発輿祭から始まり、3基の神輿が氏子区域を一日かけて巡行。夕方から夜にかけて宮入し、勇壮な「祝人(ほいと)」の掛け声が響き渡ります。 - 行列と奉納行事
鎧兜をまとった「武者行列」、豪華な衣装の子どもたちによる「稚児行列」、邪気払いを象徴する「獅子若行列」、さらに詩吟や舞踊といった奉納芸能も魅力です。 - 千姫神輿の公開
徳川家康の孫・千姫の誕生を祝って奉納された「千姫神輿」が特別公開されます。巡行は行われませんが、間近に見られる貴重な機会です。
御香宮神社神幸祭2025の屋台出店情報
神幸祭の大きな楽しみのひとつが、参道にずらりと並ぶ露店です。
- 出店数:百数十軒程度
- 営業時間:概ね12:00~20:00頃(露店ごとに異なる)
- グルメ:焼きそば、たこ焼き、りんご飴など定番屋台から、伏見の地元グルメまで
特に夕方以降は参拝客が増え、屋台通りが大変賑わいます。
公式Instagramなどで最新の出店情報をチェックしておくのがおすすめです。
2022年10月6日(木)
— 野原資子 (@mackey2014) October 8, 2022
仕事が休みの主人と娘と
三人で👨🏻👩🏻🧒🏻
御香宮さんへ・*:..。o♬
秋の風物詩と言えば…
御香宮神社の神幸祭⛩️
今年は神輿巡行が
3年ぶりに復活
境内に露店が並んで
賑わっていました·͜· ︎︎ᕷ#京都伏見#御香宮#神幸祭 pic.twitter.com/IU4OGl3xgs
御香宮神社神幸祭2025のアクセス
- 電車:
- 京阪本線「伏見桃山駅」から徒歩約3分
- 近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩約4分
- JR奈良線「桃山駅」から徒歩約7分
- バス:京都市バス 南8「御香宮前」下車すぐ
※周辺は大変混雑するため、公共交通機関の利用が最も便利です。
御香宮神社神幸祭2025の駐車場・交通規制
- 境内駐車場:10月3日(金)~13日(月・祝)の期間は利用不可
- 臨時駐輪場:期間中は北門付近に設置(台数制限あり)
- 交通規制:行事に合わせて周辺道路で一時的に規制がかかるため、車での来場はおすすめできません。やむを得ない場合は近隣の有料駐車場を利用してください。
御香宮神社神幸祭2025の混雑状況
洛南随一の大祭とあって、特に以下のタイミングは混雑します。
- 初日(10/4)花傘総参宮
- 宵宮(10/11)花傘総参宮
- 最終日(10/12)神輿巡行
大手筋商店街や神社周辺は歩行者天国となり、移動が困難なほど混雑します。
平日に訪れる、午前中に行動するなどの工夫がおすすめです。
御香宮神社神幸祭の歴史
御香宮神幸祭は、伏見九郷の総鎮守の祭礼として室町時代から続いてきました。
かつては旧暦9月9日の「重陽の節句」に合わせて行われていましたが、現在は10月第2日曜を基準に日程が組まれています。
「風流笠」の伝統を受け継ぐ花傘行列や、千姫神輿の奉納など、長い歴史と文化が息づく祭礼は「伏見祭」とも呼ばれ、600年以上にわたり地域に根付いています。
御香宮神社神幸祭以外のおすすめの祭りについて!
最後に、京都府内のお祭りを紹介していきます。
例年と日程が変更になっているとこもあるので、今年お出かけの方は必ずチェックしておくのをおすすめします。
まとめ
「御香宮神社神幸祭2025」は、伏見が一年で最も盛り上がる9日間です。
色鮮やかな花傘行列、勇壮な神輿巡行、可愛らしい稚児行列など多彩な行事が町を彩ります。
屋台グルメも充実しており、家族や友人、カップルで楽しめること間違いなし。
境内駐車場は使えないため、公共交通機関を利用するのがベストです。
歴史と伝統を受け継ぐ御香宮神幸祭で、伏見の熱気を存分に体感してください。