三重県志摩市大王町で開催される「大王埼わらじ祭り会2025」。
巨大なわらじを引き、海へと流す独特の神事や、夜を彩る奉納花火など、地域の伝統と賑わいが詰まった特別な一日です。
この記事では、2025年の日程や見どころ、屋台の出店情報、アクセスや駐車場事情、さらに混雑回避のコツまでを詳しくご紹介します。
初めて訪れる方でも安心して楽しめるよう、実践的な情報をお届けします！
大王埼わらじ祭り2025の開催概要
大王埼わらじ祭り2025の開催概要は以下のとおりです。
- 開催日：2025年 9月 13日（土）
- 開催時間：午前9時頃〜午後9時まで
- 奉納花火大会
打ち上げ日時：2025年9月13日（土）
20:00～20:30
打ち上げ数：約1,000発
※荒天時は2025年9月14日(日)に延期 - 会場：三重県志摩市大王町波切、波切漁港周辺
- 主催：わらじ祭り実行委員会（波切自治会）
- お問い合わせ先：
波切自治会：0599-72-4279
志摩市観光協会案内所：0599-46-0570
大王埼わらじ祭り2025の見どころ
この祭りの一番の見どころは、古来より伝わる「わらじ曳き神事」。
子どもたちが畳ほどの大わらじを引きながら町を練り歩き、最後に海に流して航海安全と大漁を祈願します。
これは昭和46年に三重県無形文化財に指定された貴重な神事で、全国的にも珍しいものです。
さらに、夜には波切漁港の海面に映える奉納花火が漁港全体を幻想的に照らし出します。
昼は神事やパレードを楽しみ、夜は花火で締めくくる、まさに一日を通して楽しめるお祭りです。
大王埼わらじ祭り2025の屋台出店情報
祭り当日には、波切漁港周辺に数多くの屋台が出店します。
定番のたこ焼き、焼きそば、唐揚げ、かき氷といった縁日グルメはもちろん、志摩ならではの海鮮焼きやサザエのつぼ焼きなど、漁港ならではの味覚が楽しめるのも魅力です。
子どもに人気の金魚すくいや射的などの遊戯系屋台も並び、家族で訪れても大満足。
花火前に腹ごしらえをしながら、祭り気分を満喫できること間違いなしです。
大王埼わらじ祭り2025のアクセス
会場となる波切漁港へのアクセスは以下の通りです。
- 車利用：第二伊勢道路「白木IC」から車で約35分。会場周辺は狭い道路が多いため運転には注意が必要です。
- 公共交通機関：近鉄「鵜方駅」から三重交通バス御座港乗車約20分、「波切魚市場」下車
バスは混雑が予想されるため、時刻表を事前に確認しておくと安心です。
大王埼わらじ祭り2025の駐車場
駐車場は波切漁港駐車場に臨時スペースが用意されます。
ただし収容台数は限られており、午後になるとすぐ満車になる可能性が高いため、午前中の早い時間帯に到着するのがおすすめです。
近隣には大規模なコインパーキングが少ないため、車での来場を考えている方は複数の候補を事前にチェックしておくと安心です。
大王埼わらじ祭り2025の混雑状況
昼間の神事や踊り子道中も多くの人で賑わいますが、最も混雑するのは夜の花火直前から終了後にかけてです。
漁港周辺の道路は非常に狭く、帰路につく人と車が集中するため、大渋滞は避けられません。
混雑を避けるコツは以下の通りです。
- 午後3時頃までに現地入りし、早めに場所を確保する
- 公共交通機関を積極的に利用する
- 花火終了直後ではなく、少し時間をずらして帰る
大王埼わらじ祭りの歴史
「わらじ祭り」は、一つ目片足の巨人「ダンダラボウシ（ダンダラボッチ）」の伝承に基づいています。
かつて村を荒らす巨人を退散させるため、村人たちが大わらじを作って見せたことに由来するこの祭りは、韋夜権現の加護を祈る地域の信仰行事です。
巨大わらじを海に流す儀式は、海上安全と豊漁を願うものであり、数百年にわたり波切の人々に受け継がれてきました。
文化的価値が高く、歴史的背景を知ることで、祭りをより深く楽しむことができます。
まとめ
大王埼わらじ祭り会2025は、伝統と臨場感あふれる花火の両方を一度に楽しめる特別なお祭りです。
昼は子どもたちが大わらじを引く神事を見学し、夜は漁港の夜空に広がる大輪の花火に心を奪われる――そんな忘れられない一日が待っています。
屋台グルメや観覧スポット選びを工夫しながら、ぜひ波切の地でしか味わえない感動を体験してください。
