高知県四万十市で毎年9月に行われる「不破八幡宮大祭」。
別名「神様の結婚式」と呼ばれるユニークな神事が行われることで全国的にも知られています。
2025年も9月13日（土）・14日（日）の2日間にわたり開催予定で、地元の伝統芸能や奉納行事などが繰り広げられ、地域全体が熱気に包まれます。
本記事では、不破八幡宮大祭2025の開催概要や見どころ、屋台の出店状況、アクセスや駐車場、混雑状況まで詳しくご紹介します。
不破八幡宮大祭2025の開催概要
不破八幡宮大祭2025の開催概要は以下のとおりです。
- 開催日程：2025年9月13日（土）・14日（日）
- 会場：高知県四万十市 不破八幡宮（高知県四万十市不破1374-1）
- 主催：不破八幡宮大祭奉賛会
- 問い合わせ：不破八幡宮（0880-35-2839）
- 関連サイト：四万十市観光協会公式サイト
13日（土）は例祭や奉納太鼓、こども相撲、よさこい演舞、夜には幡多神楽が予定されています。
14日（日）は神輿巡幸や「輿合わせ」の神事、餅投げなど、多彩な行事が続きます。
不破八幡宮大祭2025の見どころ
最大の見どころは「神様の結婚式」と呼ばれる儀式です。
男神の御輿が町を巡行し、女神の御輿が合流する「輿合わせの儀式」は圧巻の迫力。
かつて盛んだった略奪婚を戒める目的で始まったとされるこの行事は、全国的にも非常に珍しいものです。
また、「船戸上げの儀式（茄子とり）」や幡多神楽、土佐中村一條太鼓など、地域色豊かな奉納行事も見逃せません。
不破八幡宮大祭2025の屋台出店情報
お祭りの楽しみといえば屋台グルメも欠かせません。
不破八幡宮大祭では、例年たこ焼き、お好み焼き、焼き鳥、フランクフルト、わたあめなどの定番屋台が並びます。
子どもに人気の射的やヨーヨー釣りといった縁日遊びも登場し、家族連れでも一日中楽しめる雰囲気です。
地元の特産品を使った料理や四万十ならではのグルメが並ぶことも期待できます。
不破八幡宮大祭2025のアクセス
- 電車：土佐くろしお鉄道「中村駅」から徒歩約15〜20分
- 車：中村駅から車で約5分。
- バス・タクシー：中村駅から路線バスやタクシーの利用も可能。
不破八幡宮大祭2025の駐車場
会場の不破八幡宮には十数台程度の駐車スペースがありますが、非常に限られています。
臨時駐車場の設置については現時点で公式からの発表はありません。
周辺には時間貸し駐車場もありますが、満車になる可能性が高いため、公共交通機関の利用がおすすめです。
不破八幡宮大祭2025の混雑状況
祭りの二日間は毎年多くの参拝客でにぎわいます。
特に「神様の結婚式」や餅投げの時間帯は境内や周辺道路が混雑し、駐車場も早い時間に満車となります。
例年の傾向から、公共交通機関の利用や早めの到着を検討するとスムーズに楽しめます。
不破八幡宮大祭の歴史
不破八幡宮は、約550年前に一條公が応仁の乱を避けて中村に下向した際、山城国・石清水八幡宮を勧請したことに始まります。
本殿は国の重要文化財に指定されており、建築史的にも価値の高い神社です。
「神様の結婚式」と呼ばれる行事は、当時の略奪婚の風習を戒める目的で始まり、全国的にも稀少な伝統行事として現在まで受け継がれています。
不破八幡宮大祭以外のおすすめの祭りについて！
最後に、高知県内のお祭りを紹介していきます。
例年と日程が変更になっているとこもあるので、今年お出かけの方は必ずチェックしておくのをおすすめします。
まとめ
不破八幡宮大祭2025は、9月13日（土）・14日（日）の二日間にわたり開催され、「神様の結婚式」を中心とした神事や奉納行事が見どころです。
例年屋台や縁日が登場することもありますが、詳細は直前に確認すると安心です。
アクセスは中村駅から徒歩圏内と便利ですが、駐車場は限られるため公共交通機関の利用がおすすめ。
歴史とにぎわいを兼ね備えた不破八幡宮大祭、ぜひ現地で体感してみてはいかがでしょうか。
