宮城県登米市で350年以上の歴史を誇る「登米秋まつり」が、2025年も開催されます。
今年は市制施行20周年の記念行事も加わり、さらに豪華な内容に。宵祭では薪能や山車審査会、本祭では武者行列や居合演武など、見どころが盛りだくさんです。
本記事では、登米秋まつり2025の開催概要や屋台情報、アクセスや駐車場、混雑状況まで詳しくご紹介します。
登米秋まつり2025の開催概要
登米秋まつり2025の開催概要は以下のとおりです。
- 開催日程:2025年9月20日(土)~21日(日)
- 宵祭り:9月20日(土)14:00~19:00
- 本祭り:9月21日(日)10:00~16:00
- 開催場所:登米市登米町寺池地区(山車審査会・武者行列等)、伝統芸能伝承館「森舞台」(薪能会場)
- 主なイベント:
- 小笠原流 百々手式・蟇目の儀
- 山車照明置きまつり
- 登米薪能(A席3,500円/B席2,500円)
- 武者行列、神輿渡御
- 戸山流居合道演武、行山流鹿踊
- 奉納神楽、とよま囃子踊り
- 【市制20周年記念】伊達武将隊出陣(9/21 14:20~14:50/にぎわいステージ)
- 【市制20周年記念】五葉山火縄銃鉄砲隊演武(9/21 11:30~12:00/登米小学校校庭)
- 公式サイト:登米市公式サイト
登米秋まつり2025の見どころ
登米秋まつりの魅力は、なんといっても350年続く伝統と迫力あるプログラムです。
宵祭では「薪能」が幻想的な炎の光に照らされながら行われ、東北でも希少な光景を体験できます。
また、町内会が製作する「とよま型」の山車は、歌舞伎や能を題材にした豪華な装飾が施され、大人から子どもまで楽しめる見ごたえ十分の内容です。
本祭では、武者行列や神輿渡御が町を練り歩き、笛や太鼓のお囃子が響き渡る荘厳な雰囲気を堪能できます。
登米秋まつり2025の屋台出店情報
祭り会場周辺には、地元のグルメを楽しめる屋台や露店が多数並びます。
焼きそばやたこ焼きといった定番メニューはもちろん、登米の郷土料理や特産品を扱う屋台も見逃せません。
特に観光物産センター「遠山之里」周辺には飲食ブースが集まり、多くの来場者で賑わいます。
食べ歩きを楽しみながら、祭りの熱気を感じられるのも登米秋まつりの醍醐味です。
今日の現場でした。#登米#秋まつり pic.twitter.com/OJZUTruQis
— 幸さん (@happyone80eve) September 17, 2023
登米秋まつり2025のアクセス
- 公共交通機関
- JR気仙沼線・柳津駅から宮交登米バス登米行きで約15分、「登米三日町」下車
- JR仙台駅(青葉通旧さくら野百貨店前「32番」乗り場)から東日本急行バス・とよま総合支所行きで約95分、「とよま明治村」下車
- 車でのアクセス
- 三陸自動車道・登米ICより車で約5分
- 東北自動車道・築館ICより車で約40分
登米秋まつり2025の駐車場
来場者用駐車場は複数用意されています。
- 登米市役所登米総合支所駐車場(200台)
- 登米公民館(30台)
- JAみやぎ登米南部とよま店旧店舗駐車場(30台)
- 観光物産センター「遠山之里」(30台)
- 本覚寺駐車場(70台)
混雑が予想されるため、早めの来場や公共交通機関の利用がおすすめです。
登米秋まつり2025の混雑状況
登米秋まつりは宮城県内外から多くの観光客が訪れる人気イベントです。
特に宵祭の薪能、本祭の武者行列や伊達武将隊の登場時は混雑のピークとなります。
駐車場は早い時間帯で満車になることが多いため、午前中の来場やバス利用が安心です。
また、フィナーレの時間帯は会場周辺の道路が大変混み合うので、時間に余裕を持って移動計画を立てましょう。
登米秋まつりの歴史
登米秋まつりは延宝3年(1675年)から続く歴史を持ち、今年で350周年を迎える伝統行事です。
江戸時代から続く「とよま型」の山車文化や、薪能といった芸能は地域に深く根付き、宮城県指定無形民俗文化財にも登録されています。
世代を超えて受け継がれる文化財的価値と、地域の絆を強める役割を担い続けてきたことが、この祭りの大きな特徴です。
まとめ
2025年の登米秋まつりは、350周年と登米市市制施行20周年のダブル記念で例年以上に盛大に行われます。
薪能や山車審査会、武者行列、さらに伊達武将隊や火縄銃隊の特別演武など、ここでしか見られないプログラムが満載です。
屋台グルメも充実しているので、家族連れや観光客にもおすすめ。歴史と伝統を体感できる登米秋まつりに、ぜひ足を運んでみてください。